エストロゲン欠乏でトラブルが起こります

腹痛

更年期とは、閉経前後の10年間ぐらいを指し、年齢にして50歳前後の時期のことです。その頃に、女性は卵巣機能が低下しはじめて、女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏してきます。このホルモン減少による症状としては、およそ六種類のことがあります。まず、精神神経系の症状です。これは片頭痛や緊張型頭痛です。光や音にも敏感に反応してしまいます。ホルモンの低下や血流の低下により引き起こります。次に、血管運動神経系の症状で、ほてりや発汗、脈拍の上昇などです。エストロゲンの血管収縮拡張コントロール機能や自律神経の不調によります。皮膚・分泌系では、ホルモンの不足で起こるのどや口の渇きがあります。消化器系では、吐き気や自律神経の乱れによる交感神経の活動継続で胃腸の不調をきたします。運動器官系では肩こり腰の痛みしびれなど、泌尿器生殖器系では月経異常や尿漏れなどが起こります。

原因と対処方法

医者と看護師

更年期の様々な症状の原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの低下にあります。頭痛に関しては、片頭痛では冷やして安静にする必要があります。一方、緊張型頭痛では、ストレッチや姿勢を変えたり温めたりする方法があります。ほてりや発汗に関しては、通気性のよい服を着用し、涼しい部屋で腹式呼吸することも効果があります。ストレスや辛いものを避けることも大切です。皮膚に関しては粘膜の乾燥を避け保湿することが大事です。その他、様々な対処がありますが、大きく分けて食事の改善・運動する・医者による投薬・サプリメントのような栄養補助食品の摂取などがあります。主食と副菜、主菜のバランスが3対2対1になるようなバランスの取れた和食がおすすめです。運動は有酸素運動を中心としてストレッチやウエイトトレーニングを一日1時間くらい続けることです。

医薬品や補助食品による改善をしましょう

女性

更年期の諸症状を緩和し改善するためには、HRTつまりエストロゲンを補うことが大切です。エストロゲンだけではなく、プロゲステロンを併用する方法も効果があります。この様に医薬品を用いる方法ではなく栄養補助食品で改善する方法もあります。大豆やレッドクローバーに含まれるイソフラボンやブラックコホシュ、ざくろ、ローヤルゼリー、ハーブなどが効果的です。特に最近注目されているのはエクオールです。これは、エストロゲンと同じ働きを持ちます。大豆などを食べたとき腸内でイソフラボンの一種が腸内細菌の力をかりて生成されるものです。日本人の更年期の女性では、50%の方が生成できる力を持っています。食生活などの違いが生成能力の違いに関係しているものと考えられています。一ヶ月2000円程度でのサプリメントとして販売もされていますので、活用することが症状改善の対策として有効です。

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